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社員が一丸となっている会社は最高!一丸になれない理由の1つに・・

(株)船井総合研究所 上席コンサルタント 南原繁

私は日々のコンサルティング仕事で

私なりの理想の会社は「人が一丸となっている会社」です。

いろいろな人が、いろいろな環境で育ち、いろいろな価値感を持っていて、

それらの人達が集ってくるのが会社ですので、

「一丸」となるのは簡単ではないかもしれません。


しかし、私のつたない経験の範囲ですが、


「一丸」となっている感じの会社には1つの特徴があるように感じています。


それは、「上司が自分の恥をさらけだす」会社です。


組織が一丸にならない大きな要因の1つに「コニュにケーションの質」にあります。

平たく言うと、

「いいたいことが言いにくくなる」、「失敗を隠したくなる」、

「そこ(会社内)にいると気分が重くなる。」

「相談、協力をしたい気持ちが生まれない」

「会義で発言しようと思わなくなる。」       ・・・・・・・etc


これの大きな要因は、上司と部下のコミュニケーションの質による部分が大きいと感じます。

上司には部下をマネジメントするために"威厳"というものが必要になりますが、


自分の失敗、自分ができていないこと、ダメなところをさらすと

"威厳"が保てないという意識が働きます。

そんな意識ではなかなか"威厳"は上司、部下のコミュニケーションの質を高められません。

そうした意識を打ち破って、自分の失敗、ダメなところをさらけ出しながら

"威厳"をしっかり保ている上司がいるところは「一丸」になる流れが作りやすいと思います。

「自分の失敗、ダメなところをさらけ出しながらも"威厳"を保てるのはなぜか?」

と私が感じる理由は、


「会社を良くしたい、部下を何とかよくしたい」ということに対する本気度合いでしょう。

失敗のさらけ出しが十分にできない意識というのは、

「会社を良くしたい、部下を何とかしたい」という意識以上に

「自分を正当化したい」「自分が正しいと認めさせたい」「自分の方が上だ」という意識が

勝っている状態です。

「本当に良かれと思っている」意識よりも、「自分を正しいと認めさせたい」、という意識が

邪魔をして、それが相手(部下)にも伝わります。

その「自己正当化」意識がものすごく根強い人が上司になれば、

上司と部下の「コミュニケーションの質」が高まることはありえません。


自分でこれを書いていながら、「自分はどうなのだろう?」「自分は大丈夫か?」と

自問自答をしています。私自身も重々気をつけなければなりません。

よく自己正当化している瞬間を感じます。人は誰でもそれに陥りやすいです。


自分が関わる、ご縁いただく会社はすべて「社員が一丸となっている会社」になってほしいです。

そういう会社って見ていて本当に気持ちいいですから。

現場でいろいろな気付きをいただきます。

ご縁いただいている皆様に心から感謝申し上げます。

この仕事をさせていただいて本当に幸せです。誠にありがとうございます。



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プロフィール
南原繁
上席コンサルタント
南原繁 (ナンバラ シゲル)
大学を卒業し、1993年4月、新卒で船井総合研究所に入社する。 現在、建設業を中心にメーカー、サービス業、流通小売業などの年商1億円から1兆円超のクライアント先企業を担当、入社以来、約10種を超える業界・業種のコンサルティングを経験し「現場主義」「事実主義」「事例主義」の船井流経営ノウハウのスキル(集客・販促、営業力アップ、店舗開発、組織力向上、幹部育成)を高め続けている。 2010 年10月、累計社員1,700名を超える船井総研で24人目(退職者含むと30人目)の上席コンサルタントに認定される。