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繰り返すと『イベント』はマンネリ化するが、『祭り』は伝統になる

(株)船井総合研究所 上席コンサルタント 南原繁

今日は、ある建材卸企業の建材直売店のご支援でした。

9月のセール企画の打ち合わせを行ないました。

広告掲載商品を1品1品吟味して、チラシレイアウトに落としこみ、

イベント開始までのスケジュールを確認しました。


ただ、イベントを行なう時に成功のために「何をする?」こと以上に大切なことがあります。

このイベントを「なぜ」行なうかの理由、大義名分です。


1つ1つセールには狙いがあります。

単に売上が上がればいい、というだけのセールをやっていると最初は良くても

必ずマンネリになっていく、じり貧になっていきます。


私の大好きな言葉に


『イベント』は繰り返すと"マンネリ化"するが、

『祭り』は繰り返すと"伝統"になる


            
                                          という言葉があります。

『イベント』的な企画には「なぜ?」がありません。

集客できればいい、売上上がればいい、という意識です。

そうすると、だから絶えず新しい「何を」を求めて、「いいネタ無いか?、いい企画は無いか?」と

新しいもの、新しいものを求め続けます。それでもマンネリ化していきます。

『祭り』的な企画は「なぜ?」するのかが明確になっていいます。

そんなに毎回、毎回新しいものを取り入れなくても、絶えず人が集まり続けます。

そして、繰り返せば繰り返すほど伝統になっていきます。

それは「なぜ?」「大儀名文」が明確になればなるほど人が共感しやすいからです。

ただ単に売上を上げるためだけの「なぜ?」にはお客様は共感はしません。

そして、社内スタッフも共感しにくいはずです。共感は人が人を呼びます。


「祭り」的イベントは、

「なぜ、このイベントを行なっているのか?」

「主催者がこのイベントをどういう意識で行なうのか?」をしっかり持っています。


そういう「祭り」的イベントは、まず社内スタッフが「誇り」を持ちますので参画意識が

高まります。それが、お客様に伝染します。

そうすると、「社員が友人、知人、家族を呼びたくなる」イベントになります。


今ちょうど夏でシーズンの「お祭り」、一見すると企画自体はワンパターンですが、

やればやるほどまさに「伝統」になっていっています。


「お祭り」は、神様への感謝の気持ちを伝える、という大義名分があるそうですが、

人の地元への愛着、愛情、いつまでも存在していて欲しい、という願いが根底にあります。


同じイベントの提案をしてもA社とB社で結果が違うことが今までよくありました。

「同じ提案をしているのに何故だろう?」と昔はよく思っていました。

いくつかの要因があるでしょうが、根底には「なぜ?」するのかが明確になっているかどうか、

それが、社内スタッフに腑に落ちているかの大きなポイントだと今は確信的に思っています。


今回のセールの「なぜ?」を非常に大事にしています。


その「なぜ?」の明確化、深堀りが明確だと成功率が飛躍的に高まります。

どんどん成功目指して自己研鑽重ねて参ります。

誠にありがとうございます。

                                           



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プロフィール
南原繁
上席コンサルタント
南原繁 (ナンバラ シゲル)
大学を卒業し、1993年4月、新卒で船井総合研究所に入社する。 現在、建設業を中心にメーカー、サービス業、流通小売業などの年商1億円から1兆円超のクライアント先企業を担当、入社以来、約10種を超える業界・業種のコンサルティングを経験し「現場主義」「事実主義」「事例主義」の船井流経営ノウハウのスキル(集客・販促、営業力アップ、店舗開発、組織力向上、幹部育成)を高め続けている。 2010 年10月、累計社員1,700名を超える船井総研で24人目(退職者含むと30人目)の上席コンサルタントに認定される。