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店長のレベルで会社の可能性と質が決まる

(株)船井総合研究所 上席コンサルタント 南原繁

本日は、ある県の住宅リフォーム事業の現場コンサルティングでした。

その中で4店舗ある店長、副店長との実務ミーティングを行いましたが、

そこで改めて再確認することがありました。


それは、


「店長の3段階」です。


住宅、不動産関連の店長の多くは、営業としての抜群の成績を残して、

それが評価されて店長になることがほととんどだと思います。

それはそれで悪いことではないと思います。

営業組織のリーダーはやはり営業のことを分かっていないと組織を引っ張ることは

できません。

問題は、店長になっても何も変わらないことです。

店長の役割が何かを認識せずに、今までの延長線でいってしまうことです。


店長のレベルは、3段階に分けられると考えています。

①スーパー店長(部長、執行役員候補)

   自らが新しい戦略(※)を立てて、仕組みに落し込み現場に浸透、定着させることが

   できる店長
    

②本免店長(本当の店長)

   社長、幹部が出した戦略(※1)や仕組みを現場に浸透、定着させることができる店長
   
   要するに「仕組み」(※2)を現場に浸透させて、会社の標準化に貢献して、
 
   1人前の営業を育てることができる店長


③仮免店長

   自分自身の数字を達成させて、全体(店)の目標を達成させていく店長

   人を育てることに気が廻らずに、営業スタッフとしてはいいが、店長としては

   まだまだ仮免許状態の店長


(※1)戦略とは、理念、ビジョン、目標をより効率的に達成するための全社的な考え方、やり方


(※2)戦略を現場に落とし込むためのパターン化された業務の領域

  (例えば) 1)「戦略」を立てる

   大型リフォームの全社的な提案力アップ、契約率アップのために
 
            単なる「見積り営業」から脱皮して、「企画書営業」戦略を打ち立てる

         2)「仕組み」を作る
     
             上記戦略の「企画書営業」戦略を現場に落とし込み、浸透させるための
  
             ルール、ツール、定着のための基本アプローチを形づくる

                ・「企画書」の基本フォーマットづくり
 
                ・モデル「企画書」づくり
  
                ・「企画書」作成のポイント(手引書)をまとめる
 
                ・「企画書」提案のプレゼン力アップのためのロープレ実施フレーム
                   
              
          3)その「仕組み」を現場で徹底・試行錯誤・定着させる  

            そして、「企画書営業」の徹底により全社的な大型工事の契約率アップを

            実現させる(現場で新しい1つのことを徹底、定着させること)

                              
    上記1)2)3)をやれる人がスーパー店長か、本免店長です。


  
ほとんどの場合は仮免店長のままが多いのではないでしょうか。


多くの方はプレイングマネージャーとしての店長業務で、

業務量が多くて大変なのですが、本免店長、あるいはスーパー店長のような店長が

出現した会社は必ず伸びます。その会社の可能性が広がります。

そして、良質な会社になっていきます。そして、規模が着実に大きくなります。

店長の役割が何かのかをまず「知識」レベルからしっかり認識することが重要ですし、

(意外と店長の役割があいまいな場合が多い)


そして、できる「仕組み」から1つ1つずつ、現場に浸透させていくことができる店長が

会社の可能性を高める店長です。


今日はスーパー店長がいらっしゃる会社でした。

そうした会社は必ず伸びます、いい社員が集まる会社になります。


毎日、いろいろな気付をいただきます。

より一層成長していきたいと思います。

そして、より一層お役に立てるようにがんばりたいと思います。


ご縁をいただく経営者様、社員の皆様に心から感謝申し上げます。

誠にありがとうございます。



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プロフィール
南原繁
上席コンサルタント
南原繁 (ナンバラ シゲル)
大学を卒業し、1993年4月、新卒で船井総合研究所に入社する。 現在、建設業を中心にメーカー、サービス業、流通小売業などの年商1億円から1兆円超のクライアント先企業を担当、入社以来、約10種を超える業界・業種のコンサルティングを経験し「現場主義」「事実主義」「事例主義」の船井流経営ノウハウのスキル(集客・販促、営業力アップ、店舗開発、組織力向上、幹部育成)を高め続けている。 2010 年10月、累計社員1,700名を超える船井総研で24人目(退職者含むと30人目)の上席コンサルタントに認定される。